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○○ 「…んっ、あとちょっと…っ」
和真 「ただいま~…って何してんだよっ!!」
○○ 「ふえっ?あ、和くんお帰り♪」
和真 「お帰りじゃねぇよ!早く降りろ」
帰って来て早々怒鳴る和くん。
高いところのお皿を取ろうと台に乗っていると帰って来た和くんに怒られた。
和真 「お前1人の身体じゃねぇんだぞ?頼むからんな、危ないことすんな」
○○ 「…心配しすぎだよ、これくらい…」
和真 「心配するのは当たり前だろ?」
私のお腹に赤ちゃんがいると分かってから和くんは何だかうるさくなった。
あれはダメだ、これはダメだって色々口出されて…、そりゃ危険なことはしないよ?
普通に今までしてきたことに心配されるのは正直息苦しい。
○○ 「今までしてきたことなんだから大丈夫なんだってば」
和真 「○○や子供に何かあったらどうするんだよ?」
もう我慢の限界…
○○ 「もううるさいっ!何で?何であれもダメ、これもダメって全部制限していくの?そんなこと言われたら私は何の為に和くんのそばにいるんだろう?何を和くんにしてあげてるんだろうって考えるじゃん!そんなの生きてる心地しないよっ!」
言いたいことだけ一方的に言うと私は家を飛び出した。
けど…行くあてもなく家から少し離れたお気に入りの公園にたどり着いた。
和くんが心配してくれるのは嬉しいけど、これじゃあ私人形と変わらないよ…?
ベンチで体育座りになり顔をうず組めた。
○○ 「…っ、…和…くんっ…」
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