episode1

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「逃げ場はないぞ!大人しく連行されろ!!」 剣と弓を構えた兵が集まりだした 「抵抗するなよ!死にたくなかったら両手を上げてゆっくりこっちにこい!」 その言葉に合わせ 私は崖の淵でどこか心地いい夜風を受けながら そこからの風景に向けて両手を広げた 後は発動させるだけ そして、1つ深呼吸をすると そのままゆっくりと飛んだ 後ろから怒号が聞こえる 不思議と怖いとは思わない 意識が朦朧としていたのもあるかもしれない でも何故かわからないけど、大丈夫だと思った 行かなきゃって身体が動いたんだ 『___"封印"発動____』 気を失う瞬間無意識に笑っていた その光景を見ていた人がいるなんて全く気付きもしなかった
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