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episode2
もうすぐで夜が明ける
ふと目が覚め そのまま寝付けず
散歩でもするかと外に出た
冷んやりとした静寂の中
月の光が夜を照らす
先日の大雨で川が増水し、決壊しかけていた為
川沿いの整備を兼ねて視察にきていたが
国境付近の滝があるこの場所が最後の視察場所だ
昨日調査は終了した為明朝にはここを立つ
一応もう一度確認しておくかと
なんとなく足が向き
滝が見える木の陰の岩に腰を落とす
月の光が水しぶきに反射して、昼間とは違った風景に変わる
しばらくぼんやりそれを眺めていると、何やら騒がしくなってきた
怒声？
でも、ある一定の距離でそれ以上は声が聞こえない
辺りを見渡すが特に異変はない…
身を隠しながら様子を探っていると、
声が響いた
やめろ！！！！
____________と
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