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ルークは私の手を引きベンチに腰を下ろした
サワサワサワ
風が草木を鳴らし
花の甘い香りが掠め、鳥の囀りが聞こえる
「ここは時間の流れが穏やかだろう?
息が詰まるとよくここに来て1回リセットするんだ
のんびり昼寝してると、アイザックが鬼の形相で探しにくるんだ」
こんな感じでなって
ルークは両の人差し指で目尻をこれでもかと吊り上げて、アイザックさんの真似をしているらしい
『ふふっ』
そんなに凄い顔ならちょっと見てみたいかもと
思わず笑ってしまった
「_______っ!やっと笑ったな」
言われた事がすぐには理解出来ず、ルークを見た時
_________目が離せなかった
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