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この世界にはまだまだ強い奴らがいる
_________もっと強く速くなりたい
数秒で終わっていた手合わせが
回を追う毎に数分に変わる
カルマはシンと手合わせをする度に、感覚を研ぎ澄ませていったのだ
軽くしかやらないつもりだったシンは、予想外のカルマの集中力と成長にとまどった
シ( この人、本当に戦い慣れしてる。年齢的に戦争にも参加していたのだろうけど、それとは別に裏の仕事でもしていたのかもしれない…
俺の隙を突こうと定めた瞬間に普通なら殺気が漏れ出てしまうものだ
でも、この人は気配が薄くなる…
そんなのただの武官が出来るものじゃない
気配が消える瞬間を警戒している俺はなんとか攻撃を避け切る
本人はその事に気付いていないようだが、自然と身についたのかもしれない…裏で仕事をしている内に…)
カ「っかー！！
空き時間に鍛錬はしてたけど、全然足りないっスね！！体力もーちょい戻さないと！
全然動けてないっス！！」
平和ボケもいいところっス！くそー！！
と唸るカルマ
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