episode190 Take Me Higher②

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次の瞬間。 上品な栗色の髪が ミルク色した頬を流れ。 僕の肩にしなだれかかってきた。 「そんなに僕が好き?」 「好きだよ。でなきゃ――」 出会った頃から同じ香水。 彼の首筋はうっとりするほどいい香りがする。 「でなきゃ?」 「人前でこんなバカしない」 ――止められないんだ。 九条さんの指先は僕の手をすり抜けて。 「ハァッ……」 熱く求めるように 再びスカートの裾から潜り込む。 「……悪い男だ」 言いながらも僕は 「悪い男の触り方」 その手を受け入れ すんなり内腿を開いた。
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