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「今は女の子なんだ。足を閉じて」
言われるがまま
膝を合わせると。
「アン……これって余計に……」
自ずから彼の手首まで
咥え込む形になって。
「余計にいやらしい……」
僕は身悶えた。
だけど恥ずかしげに俯くほど
雄の本能はエスカレートするみたい。
「……これが好きだろ?」
言いながら
長い中指を細かに動かす貴公子は――。
「ンンッ……」
「もっと絞めてごらん?」
身体を密着させ
すっかり耽っていた。
「そうだ。上手だよ」
互いに頬が火照るほど――。
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