一通の封筒

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中に書かれていたのは句だった。 それがたくさん書かれている。 ……俳句? 誰かのノートだったのかしら? 自分に俳句の趣味はない。 どうして自分の部屋の机の中に、こんな物があるのだろう? …しかしここに書かれる文字の筆跡は、手紙の物と一緒だ。 私は不思議に思いながらも、ページを捲り続ける。 するとその風圧で飛び出るように、一枚の紙が出てきた。 その紙にはまた謎解きの文章が。 『窓 熊 足の裏』 私は次のヒントだ!と、嬉しくなった。 謎の答えは分からないが、『窓』を頼りに探してみることにした。
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