キリナ編3話 サポーター

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「ええ本当よ、今日の授業は人間が如何にして歴史を刻んできたかを勉強するからしっかり頭に刻み込んでね!」 アオイはキリナに喝を入れた。 「はいっ!」 そうだ!私には今は危険地帯となっているマシュラタウンに入ってマヤお姉ちゃんの魂を成仏させると言う立派な目的があるんだ!私は一歩でも早く一人前の巫女になる為にうんと勉強しなきゃ! キリナは真剣にその内容を頭に入れた。 ーーーー タヌキに助けられてきた人間は次第に高慢になり、戦争をするようになった。 挙句に散々助けてきたタヌキを狩るようにもなり、タヌキへの恩義をすっかり忘れてしまった。 人間は愚かだ。 タヌキへの恩を仇で返してしまいタヌキに助けられた歴史をすっかり抹消してしまった。 タヌキは被害者。 人間は加害者。 そうだ、今人間がこうして服を着たり何不自由ない生活が出来ているのもタヌキのお陰なのだ。 キリナはこの史実を真剣に頭に刻み込んだ。
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