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「んーわかったぁ、今日はマリアさんとテンちゃんの邪魔にならないとくー」
すずは少しイジけたようにそう言った。
「いいよ、おいしかったらすずも今度連れてってやるからさ」
別に思ってもないが、とりあえず今回はそう言っておいた。
久々にマリアと2人きりで会うんだ、
こっちは健全な高校男児。
キスもしたけりゃイチャイチャもしたい。
そのためにはすずがいちゃダメだろう。
頭の中はカレーよりマリアを抱くことでいっぱいだった。
「それじゃあ、2人とも気を付けて行ってらっしゃい」
母さんに見送られ、俺とすずは家を出た。
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