第1章

5/5
前へ
/145ページ
次へ
マリアは俺の付き合おうの返事に驚くこともなく 「うん」 とだけ俺に言った。 マリアが先輩の話をしたのは “鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス” で 俺に告白をさせるための意図があったんだと思う。 その時のマリアはまさに恋愛の秀吉だった。 昔から好きじゃない青空の日。 俺とマリアは付き合うことになった。
/145ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加