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「まぁーったく。困った子だねぇ~。俺だけじゃ足りないのか? あぁん?」
彼女の体を反らせるように力いっぱい引っ張り上げると、咳き込む彼女の顏を覗き込む。
目を真っ赤にさせながらも、どこかトロンとした表情。
苦しさの中に快楽を覚えているのが手に取るように分かる。
この女は、既に感じている。
俺はニヤリと口端を上げた。
「なんだ……お前。お仕置きがして欲しくてワザと俺に怒られるような服装で仕事に行ったわけ?」
少しずつ息を整えつつも「ち……がう」と、か細い声を出す。
「じゃぁ、なんだ? 他の男のイヤらしい視線を浴びて、犯される妄想でもしていたのか?」
「ち、ちがうっ」
「じゃぁ、確認しなくちゃなぁ……真面目にお仕事していたのか。それとも……」
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