ハプニング

1/9
221人が本棚に入れています
本棚に追加
/57ページ

ハプニング

―――な、なにしてんの…!!? いや、見りゃわかるけど…っ!! 「ぁ、い、つき…さまっぁっ!!んぅ!!ひゃあっ」 「見られて興奮してんのか?すげぇ締まった」 実況とかいりません!! 「あ、あのっ…」 「あ?もうすぐ終わるから、そこで待ってろ」 は!? 無理に決まってるじゃん!! え?人様の情事見ながら待ってろと!? 「んぁあっ!!イッちゃ…ぅっ、…」 「っ…ふ、ふざけんな!!!!!」 思わず素の方で叫んでしまったが…気にしてはいられない…っ 跨がってる男の人とか、下の男の子はびっくりしてるけど… 「ぼ、僕帰りますっ!!!失礼しましたっっ!!!!」 (バタンッ) 「…男同士でもできるんだ…(汗)」 じゃなくて!! 学校でなにしてんの!? ってか、普通に考えておかしいし!!!!! 「あれ、…え!?そ、蒼珠先輩!?」 向こう側から来るのは…危険人物の蒼珠先輩だった。 「あ、睦月…っ!!!来てくれたんですね!!」 「そ、蒼珠先輩…っ、えと、コレは…そのっ」 「蒼珠…ではなく、誠ですよ?…睦月?…どうかしましたか?」 い、言えない…。 まさか、生徒会室では只今情事の真っ最中ですなんて… 「た、たまたま通りかかって!!」 「?でも…指名したハズですが…まぁ、よしとしましょう…来てくれましたし…、とりあえず寄っていって下さい」 「あっ、ま、待ってっ…下さい!い、今は…そのっ」 絶対駄目でしょ!!今、最中なんだから! 「誰かいましたか?」 「え、えっと…見てません…」 「…その様子だと、、、はぁ、またですか…少し待っていて下さいね?」 そう言うと誠先輩←(諦めた)は生徒会室に入っていった…
/57ページ

最初のコメントを投稿しよう!