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「は?」
「いえ、私に媚びを売らない人は初めてだったので…」
いやいや…みんなが皆アナタを好くとでも?
どんだけ自分に自信持ってるんですかアンタ…
「そ、そうですか?」
「はい」
「お…僕は…副会長さん、苦手です」
「え!?」
え、そんなに自信あったの!?
「そんな作った笑顔で話すの…嫌です」
「……き、づいてたんですか」
わぉ、なんか副会長さんの目が輝いてる…
「あ、あそこですか?理事長室!!」
話してる間に理事長室に着いちゃった…7:45分か…。
「副会長さん、案内ありがとうござい……副会長?」
なんでそんなに笑顔なの…?
しかも自然な、、、。
「貴方のことを気に入りました」(ボソ)
(ぐいっ)
「わっ!?」
ぶつかると思った俺は、次にくるであろう衝撃に備えて目をつぶった
…ん?痛く…ない?
不思議に思って目を開けると…副会長の綺麗な顔が目の前にあった。
え!?な、なんで副会長こんなに近いの!?
しかも口になんか当たって……俺もしかしなくても、副会長にキスされてる!?
「ん、う!?ふぅ…」
副会長の舌が俺の歯形をなぞるのと同時に…酸素を取り入れようと口を開けてしまった…
すると当然舌が入ってくるわけで…
「ゃ、んっふ…ふぅ、ん…」
「…可愛いですね……睦月」
やっと口が離れていき、俺はそのまま地面に座り込んでしまった…
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