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《だ、第1本部へ!!第1本部へ!こちら第5小部隊!!ただ今デモンズと交戦中!『ぐぁぁぁ!た、助けー……』っー!くそっ!第5小部隊はもう壊滅状態だ!『グギャァァァァァ!!』ひぃっ!『もう第3小本部はダメだ!!早く逃げろ!!』………》
スピーカーから聞こえた声は先程の女性の声ではなく、第5部隊の男性の声だったが重低音のある高い声が聞こえて間もなくその声は途切れた。
「うぉぉぉぉぉぉ!終わりじゃん!もう終わりじゃんかぁぁぁぁ!」
「っー…!おいさっきっから喋らない方のクソガキ!お前は万が一に備えー……“バキュン”え…ぁ…て…てめぇ!このクソガキャァァァァァ!!何処狙ってやがる!」
「あー、すんませーん。手元が狂っちゃってー」
「んな棒読み加減な謝り方で許されると思ってんのか!!?あぁ!?」
「………うるさいおっさんだな……動いたら……撃つぞ」
「いやいやいやいや!待てまて!今動かなかったら俺死ぬだろうが!!ってか、あっちが標的!!俺じゃねぇよ!」
「…………チッ…」
「何舌打ちしてんだコラ!?」
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