第1章

2/2
前へ
/2ページ
次へ
 見つからないのだろ。  見つからないさ。  今のお前じゃ、見えないのだから。  目を閉じて、記憶を辿り。  闇を抜けて光を見て、また闇に落ちて。  そうすれば、あの柔らかな世界に行ける。  戻って来れない、あの世界へ。  
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加