プロローグ

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「今日は何人殺せましたか?王女様。」 「爺……わざわざ殺したネズミの数を数えるというの?まあ……6人程?」 「もっともっと腕を上げて、沢山殺人してください。姫様。」 「ええ。分かったわ。爺。庶民は死んでもいいのよ。」 21XX年。世の中は壊れ果てた。政治は総理大臣ではなく皇室が行うことになった。 ――――――それが間違いだったのだ。 皇室に逆らったら処刑するという法律ができた。 そう――――――初代天皇がおかしかったのだ。 それから王室の人間は皆おかしくなった。 みな天皇に洗脳された。天皇は神だと信じ込んだ。 そして殺人をするのが始まったのは――――3年前。 人口増加のために人を殺すことになったのだった。 そして、王家の子供の勉強にした。 毎日毎日人々は笑いながら死んでいた。 「王家の方が殺してくださった」 そう思いながら……。
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