第1章

7/7
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/7ページ
お義母さんも微笑んでいる。 「これで名津と三久に戻れるね」 二人が冒険した距離は、同じ町すら越えていなかった。 「君たちのお父さんやお母さんも待ってるよ」 「裁判で一生懸命闘ってくれたわ」 幼い二人は、父と母を守るために家出したはずが、町の人全員から守られていた。
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!