第1章

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どこをさがしてもない。 名津はあれを胸に抱かないと悪夢をみるのだ。 三久も、名津の窶れた顔を見るのがつらかった。 名津をイジメから庇った青年は、リンチされていたが、生死はわからない。 二人は、遠い町に逃げてきた。名前を偽り孤児の振りをして里親に貰い受けられた。 麦わら帽子は、どこにいったのか。
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