雀とハルとヒヨリとアメリア。

13/41
前へ
/41ページ
次へ
アメリア、有効打10。 イピリア、有効打0。 アメリアのアメジストは、 シールドで完璧なディフェンスをして、 イピリアのブレードを全て弾いた。 さらに、 オフェンス側に移ると、 多種多様な形に変化したアメジストの武器により、イピリアを翻弄……。 まるで、 ダイヤモンドダストの様なアメジストの攻撃で、 イピリアに完全勝利した。 「す……すごい」 思わず言葉を漏らす、ヒヨリチャン。 そこへ皇先生が、話し掛けてきた……。 「おやおや?見学するなら、 もっとこちらへ、寄りなさい……」 ただ見学するのも、つまらないでしょうと、旗を2本(紅白)渡されるヒヨリチャン。 「え?……審判ですか?」 「そうそう、本来審判は、3人必要なんだ…… 公平を保つためにね…… それに3人いればdrawは、無いからね、 てか?ヒヨリチャン可愛いね?」 そういう、色男は、銀髪の瀬木銅 雀だ。 照れて、俯くヒヨリチャンの顔を、覗き込む雀。 近い近い。 赤面して、ヒヨリチャンは、 顔をそらす……。 その後、横目でチラ見すると、 雀の後ろに何かを発見した! ピンク色のオバケが見えた!
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加