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「今は?結局何してんの?」
「あ……塾講師やってます。」
「へぇー!凄いね!やっぱり……流石秀才は違うね。」
「……別に、そんな事無いですよ。……ってか、相変わらず、幸せそうですね。」
そう言うと、今まで黙っていた大倉さんが優希先輩のことを抱き寄せた。
「あぁ。幸せだよ。毎日優希と一緒にいれてな。……毎日、俺も愛情注いでるしな。」
「ちょっ…!何言ってるんですか!しかも此処、家じゃないんですから……離してくださいよっ!」
「……あの、俺の前でイチャイチャすんの止めてもらえますかね?」
「お前の前だからやってんだよ。」
―――性格悪いな……。知ってたけどさ。
「……もういいです、お邪魔しまし……」
「あのっ!」
突然、水城の声が聞こえたと思ったら……俺の隣に居たようで。
「悪い、水城。待たせて……」
「この人、俺の好きな人なんで!……だから、負けません。貴方に。」
そう言うと、優希先輩をゆっくりと指さした。
「ちょっ……水城、お前っ、何言って……」
「それじゃあ、失礼します!」
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