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そう言った大倉さんは、愉しそうな瞳で俺を捉えた。
「あっ……いや、違うんですよ！？」
「何が？」
「べ、別に……俺はですね、大倉さんの後ろに突っ込もうとか今は思ってないというかっ……あっ！？」
―――すると、大倉さんの顔が固まった。
「……へぇ？お前、一丁前に俺のケツに入れようとしてたのか？」
そう言って、ニヤリと笑った。
その何かを企んだ大倉さんの顔を見て……分かった。
「……も、もしかして……！！」
「…お前、相変わらずチョロいな。まぁ、お前が夢の中で俺のケツに入れようとしてたのは気に食わねぇけど。」
―――嵌められたっ……！
「なっ……もう、いいですっ！すみませんねぇ！！大倉さんのケツに突っ込もうとした夢なんか見て！！どうせ俺はっ……」
ベッドから降りて、リビングへ向かおうとした時……。
―――後ろから、ふわっと抱き締められた。
「な、何ですかっ！もう、掴まないで……」
「…俺の夢見て、おっきくしたんだろ？……俺が処理してやるよ。」
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