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そんな5月のある日の放課後。
初めての生徒総会があった。
中学生の時とは全く異なる高校の生徒総会。
1年のオレには上級生みんなが大人に見えた。
当時は高波会長は今のオレと同じ生徒委員長をしていた。
総会中の彼女は議題をドンドン進め、決めていき圧倒される存在感があった。
総会が終わり オレはそんな彼女に生徒委員長に残された。
訳が解らず ただ、みんなが帰り終わるのを待ったされた。
「南君だっけ。 小さくて可愛いわね」って笑った。
「 ・・・ 」
「ちょっと こっちに来てくれる」
呼ばれてオレは生徒委員長に方に行った。
腕を掴まれ いきなりキスをされた。
何が何だか 分からない内に
(...何?)
床に置きっぱなしの分厚い暗幕カーテンの上に押し倒された。
オレの体の上に覆い被さる彼女。
何が起こっているのか? パニックになる頭。
当時 オレは165センチ 高校生と言っても、ついこの間までは
まだ中学生だったオレは怖くて動けなかった。
されるがままのオレ、
ズボンを脱がされオレの体を跨いだ生徒委員長。
なんて虚しい初体験なんだ。
眩暈がした。
熱のせいなのか?
それとも思い出した記憶のせいなのか...?
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