勇者召喚

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 聖「そうね?酒を呑みながら仕事ができる程忙しかったみたいね?仕舞いにはアル中になって数百年間も苦しんだとか?とっても忙しかったみたいね?」  ガブリエル「アハハッ。そうでしたね」  クレア「また、神聖王様の黒い歴史が広まったわ」  舞「…………」  更夜「…………」  ユカ「数百年間もアル中?おじさんって?」  聖「今は、酒飲みを封印されているからまともよ。さてと、これ以上話していると上の連中がここに来るから移動しましょう。と、その前にクレア!私達のお墓参りをするわよ!」  『え?あっ!』  ガブリエル「聖さんのお墓が私達と一緒に来たのですね?余程、寂しかったのでしょうね」  聖「それにもうこの魔法陣は使えないわ」  クレア「お墓が邪魔をしていますね?」  聖「そういうこと。さあ、クレア、一緒に祈ってちょうだい。私の真似してね」  クレア「分かりました」  私とクレアで私のお墓を拝んだ。自分で自分のお墓を拝むって変な感じだ。後でサトルにも言わないとね。  聖「もう良いわ。さあ、行きましょう」  移動中。  聖「あなた達に言っておくことがあるわ。私達の正体は一部の人達を除いて、バラしてはいないのよ。だから、私達が神ということは秘密にして欲しいのよ」  舞「分かっているわよ。お兄ぃ」  更夜「がぶり姉ぇからも言われた」  ユカ「私も言わないわ。約束するわ」  聖「ありがとう。それとがぶり姉ぇ?」
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