探し人は忘れた頃に

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 聖「さてと、頑張りますかね」  私、聖 山瀬はカフェの厨房で料理を作っている。  ミカエル「聖さん、オーダーが入ります!」  聖「はーい!」  ミカエル「──────ですので。宜しくお願いします」  聖「はい!パパ!食後のコーヒーとケーキをお願いします」  ファルコン「ああ、今、淹れる」  休日の昼時のカフェはいつもお客さんで一杯で、ウェイトレスがフル回転でお客さんを捌いている。  聖「はい。上がったよ!」  『はい!チーフ!』  聖「私はたまにしかウェイトレスのバイトしていないからね?チーフはないわよ?」  『いいえ。チーフは私達よりも優れていますので』  聖「そういう事にしておきましょう。料理を持っていってね」  『はい!』  ガイ「親父!食材調達したぞ!」  ファルコン「では、聖の元に持っていけ!」  ガイ「分かった。聖!」  聖「はーい!兄さん、お帰りなさい。食材はここに置いて、後、食器を食器洗い機に入れて洗っておいて」  ガイ「分かった。それにしても聖のコック姿は様になっているな?初日とは思えないぞ?」  聖「ありがとう」  ミカエル「聖さん。オーダーです!」  聖「はーい!」     そんな感じでやりくりしている。
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