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ヒルド「ウム。では、行って参る」
ヒルドさんはリク達の後を追った。
残った私達はラキさんの案内で広場に。
しばらく待つと、大人達が全員が集まった。
そして、お義兄様夫婦が感謝を述べ、無事に生まれたマイケルを見せた。
皆が大いに喜び、その場で宴会の運びとなった。
聖「宴会の前に私から皆さんにご報告があります。お風呂場の建設が良い方向で進むことなりました。私が領主をしている火の領から建築士数十人が参加してくれます」
『おおっ』
『遂にお風呂場が』
この前、私達が住んでいる部屋に全員を招待し、お風呂を体験した。
その結果、全員がお風呂を気に入ってくれた。
ラキ「しかし、このアトランティス領にやってくる人達の宿泊施設がありませんが?」
聖「その点は大丈夫です。自分達の簡易宿泊施設を作りますから。食料の事も心配はありませんよ。このアトランティス領と火の領は私が治めている地域ですので、火の領からここにいろんな専門分野の人達が来てあなた達に専門の知識を教えてくれる予定です」
ラキ「……………」
『………………』
全員が静まりかえった。
聖「不安なのは分かります。しかし、このアトランティスはこのままだと、ますます衰退しますよ!他の文化を取り入れないといけない時期になっているのです」
私は力説した。
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