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ラキ「マ、マリア女王様………」
マリア「私はあんた達の本当の女王じゃないけど、私の中にはあんた達の本当のマリアが眠っているわ。今のあんた達の姿をマリアが見たらどう思うか」
『……………』
皆が俯いてしまった。
聖「この問題は皆さんが解決する問題です。私達が解決する問題ではありませんのでね」
ラキ「分かっております。私達は過去にやった事に未だに抜け出せずにいたのですから」
『聖様達がこの村を良くしようと尽力なさっているのはとても感謝しております』
『いざとなると過去の事が……………』
ミカエル「犯罪を犯すということは、未来永劫やった者達がその罪を背負っていかなければなりませんが、その子供達まで背負う事はないのですよ。子供達には何も罪はありませんから」
天使らしい言葉だ。
ミカエル「聖さん?今、天使らしいと思っていませんでしたか?というより、絶対に思っていましたね!」
聖「まあね。ミカ姉ぇも天使らしい言葉を発するんだとね?」
ミカエル「あら?素直に言うのね?」
聖「まあね。ここで私達が言い合いをやっていても仕方ないわ。ミカ姉ぇが言うように子供達には罪はありません。だからこそ、私は子供達に学園で学問をやってもらいたいのですよ。そして、あなた方には、最初に言った、いろんな専門分野の技術を学んでもらいたいのです。その第一弾としてお風呂場の建設なのです」
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