1089人が本棚に入れています
本棚に追加
ラキ「第一弾ということは、まだまだ続くのですよね?」
聖「そうです。先ほども言いましたが、専門分野の人達がやってきます。村の発展繁栄をする為ですよ。だからこそコミュニケーションが必要不可欠なのですよ。それが出来なければ、お風呂場の建設は流れてしまい、更に全ての計画が無になってしまいますよ」
ラキ「え?計画?聖様は私達の村が発展する為に色々と?」
聖「そうです。名ばかりとは言え、ここの族長ですからね。ここの村が発展する為に色々と自分なりに考えているわ」
ミカエル「聖さんは、色々な自分の仕事をこなしながら、あなた達の村の発展をあれこれと考えていますよ」
『我らの為にここまで』
マリア「お姉ちゃんは、貴族や帝の仕事などで本当は手一杯なのにまだ他の仕事をこなしながら、あんた達の事も気にかけて、色々と動いていたのよ」
ラキ「…………」
マリア「そんなお姉ちゃんの仕事をあんた達は無駄にしても良いの?」
『それは…………』
『皆!聖様がやった仕事を無駄にしないように我々もやろう!我々の村が発展すれば、我々の暮らしが楽になる筈だ。だから、今度は我々が頑張る番だ!聖様の期待に応えよう』
1人の青年が言った。
『そうだな!』
『ワシらの為に聖様が尽力なさっているのじゃ。そのワシらが何も動かないのは恥じゃ』
最初のコメントを投稿しよう!