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~霊園墓地~
私達は聖さんのお墓に手を合わせる。
舞「お兄ぃ!これからお兄ぃに会って一緒に暮らすからね」
ガブリエル「(ま、そうですが、なんかややこしいですね)」
お祈りがすみ、お墓を掃除をする。
更夜「兄貴の墓掃除はこれが最後だな」
舞「そうよね。誰も居ないからね」
ガブリエル「お父様やお母様がやってくれるかもしれないですよ?」
舞・更夜『ナイナイ、絶対ない!』
ハモって言うこともないのですがね?
お墓掃除の終わり頃、人の気配がしたので見ると、制服を着た女子高生が私達の方に来ていた。
ガブリエル「あれは……………」
?「おはようございます」
ガブリエル「はい。おはようございます。えーと、確か」
?「はい。聖の元同級生の柏原 ユカです」
ガブリエル「お久しぶりですね」
彼女は、聖さんの元同級生で幼馴染みだ。彼女は今隣県の進学校に通っているので親元を離れて下宿をしている。
舞「あっ!ユカさんだ!久しぶり」
更夜「おはようございます。ユカさん」
ユカ「おはようございます。舞さん、更夜クン。ガブリエルさん達は聖のお墓参りですよね?私も良いですか?聖に帰って来た報告をしたいので」
ガブリエル「はい、構いませんよ。聖さんも喜びますから」
ユカ「ありがとうございます」
ユカさんが聖さんのお墓に手を合わせた。
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