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チラッと時計を見ると、召喚の時間が迫ってきていた。
ガブリエル「(うーん。これはマズイですね。召喚の予定時間が迫っていますね)」
舞さんも更夜さんも気付いているみたいでソワソワしてきていた。
ガブリエル「(さっさとユカさんとお別れをしないと…………)」
当のユカさんは未だに祈っていた。
舞「がぶり姉ぇ?」
ガブリエル「分かっていますよ」
小声で交わす。
ユカさんが立ち上がり、
「ありがとうございました。私はこれで」
と、ユカさんの方から別れの挨拶が。
ガブリエル「(ほっ)はい、また」
会いましょう。と、言おうとした瞬間。ユカさんの足下に魔法陣が出現した。
ユカ「え?え?な、ナニコレ!?足下から変な模様が?」
舞「ま、魔法陣?」
ガブリエル「はい、召喚の魔法陣ですよ!しかも、この魔法陣から聖さんの魔力を感じます!」
更夜「じゃあ?この魔法陣が!?」
舞「お兄ぃの」
ユカ「え?い、一体何を言っているの?」
ガブリエル「行きましょう!ユカさん。あちらに着いたら説明しますので、しばらく私達とお付き合いして下さいな」
私達はユカさんを中心に出現している魔法陣に入った瞬間に私達は消えた。
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