勇者召喚

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 聖「クレア?ご挨拶よ」  小声で言う。  クレア「ようこそ、勇者様。良く、私達の召喚に応えてくれました」  ユカ「え?に、日本語?ここって日本なの?」  クレアは日本語で挨拶をした。  クレア「いえ。ここはファーネリア王国ですよ。私はファーネリア王国の王女、クレア=ファーネリアです。彼女は創帝」  ユカ「ファ、ファーネリア王国?聞いたことがないわ」  ガブリエル「ここは既に異世界と呼ばれている世界ですよ」  ユカ「え?い、異世界!?」  ガブリエル「はい。私達はこの異世界に用があって来たのですよ」  ユカ「ガブリエルさん?一体何を?」  舞「ここにお兄ぃが居るのよ。あたし達はお兄ぃに会いに、うんん、お兄ぃと暮らす為に来たの」  ユカ「え?……………聖が生きているの?なら、あのお墓は?」  ガブリエル「転生という言葉を聞いたことがありますか?」  ユカ「ええ。最近、良くファンタジーの小説などで…………」  ガブリエル「そうですね。聖さんはその転生をこの世界にして生きています。しかも、女性と男性としてね」  ユカ「は?女性と男性?」  ガブリエル「はい」  がぶり姉ぇは私とがぶり姉ぇ達の事情をユカに話した。  ガブリエル「という訳ですよ」  ユカ「信じられないわ!聖や舞さん、更夜クンが神様でガブリエルさんが天使?それに聖の魂が2つに別れて転生したって?」
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