勇者召喚

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 ガブリエル「え?あっ!?本当ですね?今の今まで魔力が感じませんでしたが、僅かなが魔力がありますね」  ユカ「え?魔力?」  聖「魔法を使う為の素よ。こんな風に」  私の人差し指に小さな火を灯す。  ユカ「あっ!火が」  聖「そう、マジックやトリックではないわ。ファンタジーの世界と一緒の魔法よ。この世界は魔法が存在しているのよ」  ユカ「凄い!」  聖「それにこの世界には魔物や魔族、堕天使、悪魔も存在しているわよ。神や天使が存在しているようにね」  ユカ「戦っているの?」  聖「街に居ればそう滅多には出会わないけどね。魔物退治はしているわ。それでも良いのならね?」  ユカ「構わないわ!どうせ、地球に戻ったて生きていくあてもないわ。それにね聖が生きているのともう一人の聖に会ってみたいわ。前世と同じ姿なんでしょう?」  舞「そうよ。お兄ぃ?もう一人のお兄ぃは?」  更夜「ここには居ないのか?」  聖「別の場所で待機してもらっているわ。この場所は関係者以外は立ち入り禁止だから」  クレア「そうですね。えーと、勇者様は?」  聖「話からユカだけどね?」  ユカ「え?わ、私が勇者!?無理よ!できないわ!!」  聖「うん。分かっているわ。私達が既に勇者をでっち上げているからね?」  ユカ「でっち上げる?」
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