勇者召喚

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 聖「そう、舞達がここに来るのは高い確率で分かっていたわ。だからこそ、私達の利害が一致しているからね。そこで、赤の他人と一緒に来るだろうと予想。赤の他人はさっさと元の世界にお帰り頂き、勇者を更夜!お前が勇者をやってもらうことと一致した!」  更夜「え?俺!?」  聖「当たり前だ!なにもリスクが無いと思っていたのか?これの目的は勇者召喚だぞ?私達の利害が一致は、お前たちをこの世界に来させる事だよ!そして、赤の他人は世間が騒ぐ前に戻させることだからな!その赤の他人が本来の勇者だが、まあ、ユカだったが、その役を更夜にやってもらうことに決まったのよ!お前は男で身長も高いし、ソコソコのイケメンで魔法や剣術も扱えるだろう?」  更夜「イヤ、そうだけど…………良いのかよ?それで?」  聖「良いも何もの。もっと言えば、お前だって神だろうが!ゲームでも神の血統か王族の血統を引いている奴が勇者をやっているだろう?その役目はお前がピッタリと合うんだよ!」  ガブリエル「そうですね?更夜さんは神様で神族の王族の血統ですからね?これ程の勇者はいませんよ」  『あっ!』  舞、更夜、ユカの声がハモった。  聖「更夜が勇者であることがちょうど良いんだよな~。ね?ク・レ・ア?」
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