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ガブリエル「それにお母様は既にクレアさんを娘と認識していますよ」
更夜「気が早すぎだ!って?がぶり姉ぇは既に知っていた?」
ガブリエル「はい♪聖さんとお母様の情報で既に。だからこそ、舞達を無事にここに送り届けることが私の任務ですから」
聖「ま、お前が付き合ってみてどうしても嫌だだった場合は諦めるがな?そして、私がクレアの恋人にならないといけないわ」
舞「ちょっとお兄ぃ!?」
聖「クレアは神様と結婚すると大勢の貴族達の前で宣言したのよ。で、結婚ができなかった場合は王位継承者の権利を剥奪されしまう法律なのよ」
ユカ「本当なの?」
クレア「はい本当です。私もこの召喚に私の人生を賭けていました。更夜さんが来なければ私の人生は半分以上は破綻ですから。そして、生涯結婚もしないでしょうね」
更夜「そこまで!?」
聖「それだけ、お前に本気だって事さ。クレアがもし王位継承者を剥奪されたら、後は弟しか居ないがまだ子供だから」
舞「居ることには居るんだ?」
クレア「はい。その子には王位継承をさせたくはありませんので」
ユカ「仲が悪いの?」
聖「逆よ。王の仕事は大変な仕事なのよ。クレアはその大変さが分かっているわ。だからこそ、弟になって欲しくはないのよ」
ユカ「そうなの?」
ガブリエル「そうですよ。聖さん達のお父様も神様の頂点に居られる御方ですので大変忙しいですね。休みなんてほとんどありませんよ」
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