勇者召喚

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 ユカ「そんなに呼ばれているの?」  聖「そのうち2人は同年だけどね。私が姉になっているのよ」  クレア「聖が一番しっかりしているからそうなるのよ」  聖「クレアだってしっかりとしているでしょう?」  クレア「私は聖に比べるとまだまだよ」  聖「全くもうすぐにそうやって逃げるのだから」  クレア「それだけに聖が頼りになるのよ♪」  ユカ「凄いわね。聖はやっぱり頼りになるのね」  クレア「はい。聖が神様とか関係なく皆が頼りにしていますよ」  舞「やっぱり、お兄ぃ…………お姉ぇは凄いわ。しかし、もう一人のお兄ぃは?がぶり姉ぇから聴いた話しだと、大道芸人をやっているとか」  ユカ「え?そうなの?」  聖「そうだよ。アイツは大道芸人をやっている。大道芸人の一団に拾われたんだよ」  ユカ「そうだったの?」  舞「しかし、ここって地下でしょう?結構歩いているけど、地上はまだなの?」  クレア「もうすぐですよ。勇者召喚の間は重要施設だったので地下深い場所にあるのですよ」  聖「転移魔法で行けば楽だけどね。こうして、話ながら行けるでしょう」  舞「そうだよね?」  ユカ「皆体力があるのね?」  聖「そういうユカだって意外とあるわよ?私とクレアはかなり鍛えているから」  舞「あたし達もだよ」  ユカ「私も一応合気道をやっていたからね」
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