勇者召喚

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 クレア「合気道?」  聖「古武術の一種よ。達人に成ると離れた場所から人を投げ飛ばすことができるようになるけどね」  クレア「え?聖?貴女の世界には魔法が無いと?」  聖「魔法ではなく気功よ。ネタばらしは、事前に相手に自分の気功を送り続けてから戦っているうちに離れても投げ飛ばせることができるのよ」  クレア「そうなの?」  ユカ「まあ、一応は。私は相手の力を利用した護身術の武術を習っていて」  クレア「へぇー?そんな武術があるんだ?この世界には無いわね?」  聖「魔法が中心だからよ。私達の世界は魔法が存在していないから色んな武術が生まれたのよ。もし、魔法が存在していたら、違った武術やこの世界に近い武術が生まれていたかもね」  クレア・ユカ「へぇ?」  ガブリエル「そうかもしれませんね?」  クレア「もうすぐ地上ですよ。それで、更夜さんだけ私達に付いてきて下さい。他の皆さんは、ここの部屋で少しだけ待機をお願いします」  舞「どうして?」  聖「勇者を他の帝達に紹介する為さ。舞達は紹介しない事となっているんだよ。それ方が良いからね」  そう言いながら、帝の恰好に戻った。  ガブリエル「余り私達を他の人達に会わしたく無いのでしょうね」  聖「そういうことよ。今は勇者になる更夜だけを会わせておけば良いのよ」
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