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更夜「お姉ぇ?俺が喋らなくともいいってこういうことだったんだ?」
聖「そうだ。異世界の人間がいきなりこの世界の言語を理解していたら、誰でも理解が出来ると勘違いするからな」
更夜「なるほど」
私の家族や関係者が戻って来た。
更夜「うわっ!ビックリした」
聖「私の家族や関係者達だよ」
更夜「え?」
リリカ「じゃあ聖。私達は先に行っているわね」
マリア「お姉ちゃん、クレア早く来てね~♪」
ステラ「成功して良かったな」ポンポン
そう言いながら、部屋を出て行ったが、リクだけが残っていた。
リク「お姉さま、クレア。お父様達の所ですよね」
聖「そうだよ。リクも行くのでしょう?」
リク「はい♪」
更夜「え?お姉ぇ、一体?」
聖「がぶり姉ぇ達と合流したら話すよ」
再びがぶり姉ぇ達と合流し、リクを紹介した。
舞「この人も私達の姉なの?」
聖「そうだ。リクは父さん達の養子になっているわ。私の妹でお前達の姉となる」
リク「お姉さまに助けてもらって以来、お姉さまを慕っています」
堂々と宣言している。
舞「本当にお姉ぇのことをお姉さまと呼んでいるのね」
ユカ「ね?養子って、三組も良いの?」
クレア「構いませんよ。それにリクは聖と同じ神族ですから」
更夜「しかし、お姉ぇの魂で神になるなんて驚いたな」
聖「魂は神そのものだからな。それに蘇生術で私の魂をほんの少しだけ分けてあげるのだが、神に成る確率はかなり低いが、リクは成ってしまったのよ」
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