勇者召喚

21/34
前へ
/968ページ
次へ
 舞「お姉さん!?お姉ぇ?この子って?」  聖「この子は陛下達の子供よ。ご挨拶してね」  イスレイ「うん!イスレイ=ヴァン=ファーネリアなの。お姉さんの弟なの」  にこやかに言ってくれました。  舞「弟…………」  更夜「兄貴…………一体全体ここで何をやっているんだよ」  舞は絶句し、更夜は素が出て呆れている。  聖「この子、イスレイくんの家庭教師をやっているのよ」  2人『家庭教師!?』  ユカ「か、家庭教師が出来るの!?」  聖「出来るよ」  イスレイ「お姉さんの教え方が面白いの。楽しくお勉強が出来るの」  ガブリエル「聖さんも私に似てきましたね」ニコニコ  聖「まあね。あっ、ご紹介が遅れました」  陛下達に私の家族と幼馴染みを紹介した。  国王「なんと!?聖殿の幼馴染みが我が王国の勇者とな?」  王妃「なんという運命なんでしょうか」  2人共、驚いていた。  聖「そうですね。私も驚きましたよ。確率的にはあり得ませんからね」  国王「それでも元の世界には還らずに我が王国に住むと?」  陛下がユカの方を見た。  ユカ「は、はい!私は既に天涯孤独の身ですから頼る親戚もいませんので…………」  国王「聖殿を頼ったと?」  ユカ「はい。この世界に聖が居たのは私にとって幸運ですから」  聖「それにユカは元の世界で自殺を考えておりましたから」
/968ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1090人が本棚に入れています
本棚に追加