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舞「お姉さん!?お姉ぇ?この子って?」
聖「この子は陛下達の子供よ。ご挨拶してね」
イスレイ「うん!イスレイ=ヴァン=ファーネリアなの。お姉さんの弟なの」
にこやかに言ってくれました。
舞「弟…………」
更夜「兄貴…………一体全体ここで何をやっているんだよ」
舞は絶句し、更夜は素が出て呆れている。
聖「この子、イスレイくんの家庭教師をやっているのよ」
2人『家庭教師!?』
ユカ「か、家庭教師が出来るの!?」
聖「出来るよ」
イスレイ「お姉さんの教え方が面白いの。楽しくお勉強が出来るの」
ガブリエル「聖さんも私に似てきましたね」ニコニコ
聖「まあね。あっ、ご紹介が遅れました」
陛下達に私の家族と幼馴染みを紹介した。
国王「なんと!?聖殿の幼馴染みが我が王国の勇者とな?」
王妃「なんという運命なんでしょうか」
2人共、驚いていた。
聖「そうですね。私も驚きましたよ。確率的にはあり得ませんからね」
国王「それでも元の世界には還らずに我が王国に住むと?」
陛下がユカの方を見た。
ユカ「は、はい!私は既に天涯孤独の身ですから頼る親戚もいませんので…………」
国王「聖殿を頼ったと?」
ユカ「はい。この世界に聖が居たのは私にとって幸運ですから」
聖「それにユカは元の世界で自殺を考えておりましたから」
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