希望への秘める瞳

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午後1時過ぎ。休憩室にやっと入れた。 長い会議が終わり一息ついて、コーヒーを買って近くの廊下で座って飲んでいると、竜平が声を掛けてきた。 「康祐!お前、営業で元気にやってる?」 『ん?ああ、一応任務はこなしてる』 「何だそれ。元気か聞いたのに、真面目なコメント」 『そう?通常通りだけど』 「お前なあ…」 会社で営業任されるのはわりと責任感強くてじゃないと果たせないけど、 昔バスケしてた頃と違う快感がまた仕事には役立つくらい捗っていた俺にとってはいつも通り。十分過ぎるくらいに。
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