希望への秘める瞳

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兎に角、醒めてしまう。 案外とすぐやらせてはくれるけど、もう早く別れたい気持ちが強かった。 「何だよ、それで断ってんの?」 『告白したらやっちゃえばいいみたいな考えが自分勝手というかそういうイメージしかない』 「ぷは、なるほどね?つまり欲求不満だけど、出逢いがないってわけか?」 『まあ…そんな感じ』 竜平は俺の話を聞くと笑って察してはくれたけど、 振られたばっかの奴にいってどーすんだか。そんなの今に始まったことじゃないか。
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