お昼のひととき

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   しかも、感じるって……何が? 疑問ばかり浮かんでるけど、何度も同じ所を擦られるうちに、くすぐったいのかよく分からないけど、何だか逃げたくなってしまって、身をよじる。 「優……感じてきたの?」 再び聞かれるけど、よく分からなくて首を振った。 「でも……シャツの上からだけど、硬くなってきた」 「っ……ン……やっ……」 さっきから、僕の身体が訴えてくる変な感じは、瀬戸君がそう言った瞬間、何か違う物に変わって、僕は更に瀬戸君の手から逃げたくなった。 「優……気持ちいい?」 「や、わかん、ない……ぁっ……やぁっ……」 あれ? 変な声でちゃう……。 恥ずかしいのと、瀬戸君の指でこすられて、よく分かんない感覚になってるのとで、徐々に目に涙がたまってきた。 「かわいい。優の声……やばいぐらい、かわいい」 「っん……やっ……やだぁっ……瀬戸くぅん……ぁっ……」 「あー。ホントは、もっと触りたいけど……時間的にここまでか」 言いながら、さっきまで僕の胸に触れてた瀬戸君の手が離れてく。 それにホッとして、思わず瀬戸君の胸に身体を預ける形で凭れてしまった。 「優、可愛い」
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