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私は、幼い頃から人と違うところがあった。
幼稚園の頃は、お人形遊びが好きで、おままごとが好きだった。
幼い頃は、自分でも気が付かなかったけれど、小学校に入って少しずつ自分自身に違和感を覚えるようになった。
特に私が小学5年生になった頃、私は初恋をしたが、このことがきっかけで自分自身の何とも言えない違和感が決定的になった。
私の初恋の相手は、クラスの女の子から人気の高い、同じクラスの男の子だった。
告白すればいいのに…なんて間違ってもできなかった。
なぜなら、私は、男の子だからだ。
この初恋がきっかけで、私はなぜ男の子として産まれたのか、思い悩む日々が続くことになった。
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