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そろそろ地面だな。
覚悟を決めた幸村はそっと目を閉じた。
ーー。
ーーーー。
ーーーーーー身体が軽い。
死んだのかな?
案外辛くないもんだな、死ぬのって。
目を開けると真っ暗な空間に浮いていた。
そして目の前には薄っすら光る大きな扉が目の前にあった。
その装飾は鍵と類似している。
これは・・・。
成功だ!俺は死んでない!
デザイアゲームに辿り着いたんだ!
扉に近づき手を当てると、胸の中から鍵が光を発しながら現れた。
そしてゆっくりと鍵穴に入りガチャリという大きな音が鳴った。
扉が少しずつ開く。
中からは眩い光が溢れ出て視界をあっという間に埋め尽くした。
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