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隣からの声に肩が跳ねた。
そこまで大きくない声でも、今考えていたことを突かれては驚きを隠せない。
「これ、さっきの人が書いたのかな?」
「え?」
「華と話してた人よ!」
それはどうかな...
さっきだって大した話はしてない。私に『輝く君へ』なんて書くかな?
「...輝くあなたへ」
そう呟く穂香ちゃんに目を向けると、目が合ってふふっと笑った。
ああ
本当に、穂香ちゃんって可愛いな
女の私でもうっとりしちゃう可愛さを彼女は持っている
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