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決意してから30分
「じゃあ、そろそろ行くとしますか」
「そう、じゃあ君の仮の体に付けたチカラを聞いてから行って。」
そういえばさっき言っていたな、
「はい」
「君の体には、成長限界のない才能と、チカラの強制解除能力をつけた」
「強制解除?使うんですかね?」
「異端人を殺すつもりだったの?アレは玩具で遊んでいるようなもの、封印さえすれば大人しくなる」
そうだったのか、他の地球でも、人間ではないと思ってた。
「分かりました。できるだけ殺さないように説得すればいいんですね?」
「そう」
「じゃあ、行ってきます。……あれ?どうやっていけば?」
「忘れてた。はい」
足元に丸い穴が開いた。もしや落下するのでは?
「落ちるの苦手なんですが」
「……仕方ない、はい」
目の前に今度は扉が出てきた。
「ありがたいです」
僕は扉を開けて中に入っていった。
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