俺と異世界とチート物語。

誰にでもやってみたいことはある

ゼロアーマーを失った事により翼も消失、何が言いたいかというと…

｢落下なう｣

あーどうしよう、このまま落下してたらハルカッカ山の噴火口にシュゥーッ！してしまう。
溶岩か…。
そういえば溶岩の中で稀に特殊な鉱石が生成されるって噂があるっけなぁ…。

｢まぁそれはまた今度にして、と｣

空中に見えない床を作ってそこに立つ。
クトゥ〇フ擬きはどうやらまだ生きている様子。
おっかしいなぁ、最大出力一発で地球一回は壊れるんだけど。

てか凄い勢いで再生していってるから死なないのか。
ゼロアーマーじゃ超再生系には弱い、と。

そんな事を考えながらクト〇ルフ擬きから出てくる触手をハサン避け。

｢他愛なし。｣ｷﾘｯ

そんな事してたらイラついたのか触手が増えた。
らめえ、触手プレイに興味はないのおおお。

｢つーかあのクト〇ルフ擬き、この世界に本来居ない生物だろ｣

どっかのマッドな科学者が作った合成魔物とかそんな所か？

ハルウィティア自身が他の世界からの侵入をそう簡単に許すわけないしな。
無理矢理にでも侵入すれば力が削られるし。
何よりハルウィティアが俺に知らせてくれる筈。

この前何も用が無いのににゃんぱすーって念話してきたけど。

｢はてさて…いつまで触手プレイを続けるつもりなんだ？｣

全部俺に近付く前に消滅してるってのに。
諦めの悪いクトゥルフは嫌いだゾ。

｢ｷｴｴｴﾌﾞｪｱｱｱｱｱｱｱ｣

クトゥルフが謎の奇声をあげたと同時に身体から小さなクトゥルフが次々と出てくる。
あー、これって結構やばいやつだよな…。

いい加減検索して弱点探そ。

unknown
即席名 クトルフ
モッブモッブ・モーブブによって作り出された合成魔物。
スライムにブラッドスライム、エアスライム、オーク、マンドラゴラ、モッブモッブ自身が合成させられている。

弱点は身体の中の何処かにある動き回るコア。

もうツッコミを入れていいのかわかんねぇよ…。