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ギルドの依頼を適当に取ってやってきたのは小さな村。
なんでも最近魔物が近くで彷徨いているらしく、畑に被害が出ているから退治して欲しいんだとか。
「こんちゃーwww依頼を受けて来たギルド員でーすwww」
村の外には誰もいなかったのでとりあえず大声を出してみる。
人の気配は感じるので家に引き篭もってるだけだろう。
俺も引き篭もっていたいニートになりたいwww
「ギルドの方…?」
家から出てきたのはいかにも村長って感じの爺さん。
それと孫娘かは知らないけど美少女(超重要)。
異世界に来て改めて思ったけど異世界物って美女美少女率高すぎない?www
うちのクラスとか全員美男美女すぎるんだけどwwwブサメンの俺肩身が狭いwww
「そーそーwwwほら証拠にギルドカードと依頼書www」
見せておくと信頼度が高まるかもしれないって幼女が言ってたwww
なんでも何処かの馬鹿が怪しさ満点の格好で無茶苦茶やってクレームが来たとかなんとかwww
もうちょっとマシなギルド員を送れ、とwww
どこの主人公なんですかね、そいつwww
「ら、ランクSじゃと!!?」
因みに二つ名は模写草。
どこかの主人公系親友に勝手に決められた。
俺のチート能力は桜姫のコピーだしな、しょーがないwww
「んじゃ、仕事始めたいからとりあえず畑に案内してくれない?www」
「そ、そうじゃな…コチラです」
ランクSとわかった途端に緊張してるな、この爺さん。
そんな意外だったんかな。
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