2人が本棚に入れています
本棚に追加
「いただきま~す!」
目の前にある、良い香りを漂わせている肉を一口大に切り、口へ運ぶ。噛むたびに溢れ出る肉汁に思わず頬を緩めた。
「ん~!おいしい!」
正面の彼、颯太は、にこにこしながらこちらを見ていた。
颯太とは、友達が開いた合コンであったのをきっかけに付き合いだした。そして、来月でちょうど三年になる。
「どうしたの、颯太?」
「亜衣って、本当に幸せそうに食べるよな。見てるこっちも嬉しくなる」
「だって、美味しいもの食べると笑っちゃうんだもん」
そう言うと、彼は私の頭をなでて、笑った。
その後も、私達は楽しく食事をした。
最初のコメントを投稿しよう!