2人が本棚に入れています
本棚に追加
愛衣に、一方的に別れを告げてから二週間が経った。あれから、連絡がきても返信をしていない。
今日も仕事が終わり、とてつもない疲労感と供に家へ帰った。
鍵をポストから取り出し、鍵穴に差し込みガチャリと鍵を開ける。
「‥‥ん?」
いくらドアノブを捻っても、扉が開かない。
もう一度、鍵を開ける。すると、やっと扉が開いた。
違和感を感じつつ部屋に入ると、突然、後頭部に衝撃が走った。
なんとか振り返ると、そこには愛衣が立っていた。
そして、その姿を見たのを最後に、視界がだんだんと暗くなっていった。
最初のコメントを投稿しよう!