先生のお手伝い

2/19
前へ
/19ページ
次へ
ーー言葉にただ唖然する光景を見せられたのは誰かの言葉から始まった。 『お前が、煩いんだよ』 春の匂いが漂う、ピンクの模様が一瞬にしてスーと消えた声。 そしてその発言にあたしは驚くしか表現できないまま、ありえない発言を言いだす彼の顔を見つめる。 黒い短髪で、輪郭も殆どイケメンで、そして眼鏡の印象がある彼。そう、水無月翼裟くん。 成績も抜群で天才的高校生。 何時も日常では何も話もしない。そんな姿でも女の子が憧れる眼鏡男子って呼ばれている。 そんな彼が現れて今、現在あたしの目の前にいるのが彼…眼鏡くん。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加